導入後の運用を組む
ここは、自己管理VPSをすでに契約した方、またはこれから設定する方向けの入口です。保守の担当がまだ決まっていない場合は、契約前に何を決めるかで運用責任を先に確認してください。
導入後に確かめる4段階
- Ubuntu VPSへDockerを入れる前の確認項目と公開ポート次へ進む条件: 公開ポート、既存パッケージとの競合、秘密情報の置き場所を確認できたら
- Composeの起動順とhealthcheck: 起動済みと準備完了は別次へ進む条件: アプリがDBの準備完了を待つ設定(healthcheck)を確認できたら
- docker compose restartで反映される変更、反映されない変更次へ進む条件: restartで反映される変更と反映されない変更を区別し、更新手順を決めたら
- Docker volumeのバックアップだけで復元できるかを確かめる次へ進む条件: 本番とは別の環境で復元テストが成功したら
公開前から復元確認までの順番
下の4記事は、公開前の確認、起動順の確認、更新・再起動の扱い、バックアップと復元の順に読むと、抜け漏れが少なくなります。「次へ進む条件」を満たしてから次の記事に進んでください。
横にスクロールして確認できます。
| 段階 | 確認する記事 | 誰が確認するか | 次へ進む条件 |
|---|---|---|---|
| 1 | Ubuntu VPSへDockerを入れる前の確認項目と公開ポート | 保守を担当する人(自分または委託先) | 公開ポート、既存パッケージとの競合、秘密情報の置き場所を確認できたら |
| 2 | Composeの起動順とhealthcheck: 起動済みと準備完了は別 | 保守を担当する人 | アプリがDBの準備完了を待つ設定(healthcheck)を確認できたら |
| 3 | docker compose restartで反映される変更、反映されない変更 | 保守を担当する人 | restartで反映される変更と反映されない変更を区別し、更新手順を決めたら |
| 4 | Docker volumeのバックアップだけで復元できるかを確かめる | 保守を担当する人(外注の場合は契約で担当範囲を確認) | 本番とは別の環境で復元テストが成功したら |
外注先に任せる部分がある場合
OS更新やバックアップの一部を外注先に任せるなら、上の表の「誰が確認するか」をそのまま担当者名に置き換えて、契約書や作業範囲の文書と照合してください。担当の境界を1行ずつ確認する表はマネージドと自己管理の担当範囲チェック表にあります。
定期処理やWebhookを動かす場合
導入後に定期処理やWebhook受信を追加するなら、公開前の確認に加えて、それぞれの記事で失敗と未実行の検知、取りこぼした通知の復旧を確認してください。
- 定期処理だけなら常時稼働のVPSは必要か失敗と未実行の検知、停止中の予定分の扱い、秘密の値をログに出さない扱いを確認します。
- Webhookを受信する前に確認すること署名検証、受付の記録、再送・重複・順序、取りこぼした通知の復旧を確認します。
日常運用で個別に確認すること
- 監視と通知を分けて確認するHTTP応答、処理の鮮度、通知先の受付、人の対応を分けたローカル実験です。
- 更新の作業時間を決める停止、中止、切戻し、再開の担当と時刻を作業前に残します。
- 秘密情報と引継ぎの台帳を作る鍵の値ではなく、保管場所と使うサービス、復元できる人を確認します。
- 復元の実験記録を読む隔離したサンプルDBとファイルの照合を、実運用で必要な確認の出発点にします。
- 移行と切戻しを計画するDNSの向き先とDBの書込み、二重実行を別々に整理します。
この表で判断がつかない場合
運用を始めた後に構成を見直したくなったら、4問で候補を確かめるツールで用途と保守の担当をあらためて確認できます。費用を見直す場合は契約期間と支払総額の試算を使ってください。